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「ひろゆき」に聞く「アキバ通り魔と2ちゃんねる」…“ネット悪玉論”インタビュー/週刊ポスト

「『2ちゃんねる』が犯罪を誘発させている?ふーん。そんなイメージを持っている人がいるなら、勝手に持ってればいいんじゃないですか(笑い)。でも、そういう人たちは何も知らずにそんなことを言っているわけで、恥ずかしいことだと思うんですけどね」
怪訝そうな顔つきでこう語り出したのは、インターネット掲示板『2ちゃんねる』の管理人「ひろゆき」こと西村博之氏(31)。同サイトは99年、大学在学中の西村氏によって開設された。ニュースや社会、政治、文化などいくつもの書き込みができるスレッドに分かれ、1日に2億件余りのアクセスがあるという巨大サイトだ。
しかし、ここ数年、重大事件の犯行予告の書き込みに利用されたり、特定人物への匿名の誹謗中傷や個人情報の暴露が絶えないなど、同サイトの存在は社会問題化している。
管理人「ひろゆき」は、この現状をどう捉えているのか。
◆今年6月に起きた秋葉原の通り魔事件では、加藤容疑者が「ネットで無視したやつらを見返せると思った」と供述している。事件が起きた背景に『2ちゃんねる』があったのではないか、という指摘がある。
[ひ]はぁ?「2ちゃん」は事件とは関係ないですよ。書き込みを無視されたから、犯行に走ったとは思えません。
◆その理由は?
[ひ]彼は友達がいなかったと話しているようですが、友達がいない人なんてたくさんいますよね。(笑い)。友達がいないとか、ネットで無視されることと事件を引き起こすことは、直接関係ない。
何でもネットに原因を求めるのは短絡的な発想ですね。
◆加藤容疑者は5月27日に犯行予告を書いたとされている。その時点で通報していれば…。
[ひ]できなかったでしょうね。論理的には削除が可能でしょうけど、莫大な書き込みのすべてを把握するのは、ボクの全時間を費やしてもできません。そもそも、犯行予告のような書き込みをする人は逮捕されたいんじゃないですか。 (続く)
ソース:『週刊ポスト』9月5日号p51〜53より書き起こし

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